相方が鬱になった話。③

彼の中には今の仕事を辞めるという選択肢は
ありませんでした。

仕事自体も凄く大変だと言っていたし、
その上ここまでメンタルやられてまで
やる仕事ではないと私は思いましたが
その大変さにやりがいを感じているのも確かだったようで、
辞めたくはない。と言われました。

でも、仕事には行けるような状態ではなく、
急遽次の日に仕事を休んで病院へ。

精神科に手当たり次第電話して
行ける病院を探して
やっと見つけたのは隣町でした。

診断は鬱症状。
鬱の一歩手前、という事でした。

まだ鬱とは言い切れない状態で
もしかしたらすぐに回復できるかもしれないけど
気をつけなくちゃ鬱になるよ、といった感じ。

とりあえず、治療を始めることになりました。

もちろん服薬治療もありますが、
一番は生活習慣の見直しが大きな課題です。

夫は少し前から夜眠れないと言う事が増えてました。

平日はなかなか上手く睡眠が取れず、
休みの日は１日潰れるほど寝て
明日から仕事だ…眠れない…というループ。

気合いだけではどうしようも無いので
睡眠薬を使いながらではあるけれど
１日の目標を設定しました。

平日もきちんと寝る。
休みの日は丸１日寝るのではなく体を動かす。
朝散歩をして朝ごはんを食べて
体内時計をリセットする。

つづく。

Be simplist.